苦しかった。でも、楽しかった。とにかく充実感で満たされた秋分の日。
この日はソロで名栗方面を目指してのんびりと自転車を楽しむ予定にしていたが、
多摩川組からも同行の声を頂戴し、一緒に旅情派の風景を味わうことにした。
AM7:30出発。
所々で前日の雨の影響が残る路面を辿りながら、集合場所の東飯能駅に向かう。
空は少しどんよりとしてるが、天気予報では昼から晴れるとのこと。
また、気温予想も自転車に乗るには良い感じだということを教えてくれていた。
東飯能駅には集合時間より40分ほど早く到着したため、飯能河原に行ってみることにした。
シーズン中はバーベキューなどの家族で賑わいを見せる場所であるが、
さすがにこの時間は静かなものだ。
この辺りをぶらぶらした後、改めて集合場所に向かうと・・・
輪行の多摩川組が既に自転車を組み立て終わったところだった。
ばっちゃんさんのNewマシン(コルナゴ アクティブ)を拝見できたし、
Takさんとは久しぶりだし、hiroさんとはお初なのでこれから進む行程の楽しみが多い。
まずはr70に出て、3人の前を走って名栗方面に向かって進んでいく。
飯能から名栗にかけてはず〜っとだらだらした坂道を登っていくルートだが、
今日も脚の回転が良い。
ここ2回ほどのサイクリングで同じような印象を持っているので、
ポジションが合っているということだろうか。いずれにせよ、この感覚は大事にしたい。
登り基調の中、巡航30km/hほどを維持しながら走っていたが、
途中、ばっちゃん号にブレーキトラブルがあったため、立ち止まって小休憩。
この頃にはすっかり晴れ渡り、いい自転車日和だなぁと会話なんかしていたのだった。
名栗橋を渡ってr53を北上し、有馬ダム方面に進路を変更した。
ここからダムまでは急な坂が続くのだが、後続の3人にはそのことを言い忘れていた(^^;
登り始めると後ろを振り返る余裕も無く、30Tのインナーを使ってなんとかダムに到着。
いやぁ、辛いもんだ。
3人からは「こんなの聞いてないよ〜」と攻められる(^^;
対して「この先、もうこんな坂はないはずなので旅情派でいきましょう」という私。
揃い踏みの記念写真を撮った後は、少し先に見えるカヌー工房に寄ってみることにした。
カヌー工房では完成品や製作段階の物、さらにヒノキを使った小物なども販売されており、
それらに囲まれた中に居ると妙に落ち着く不思議な感じがあった。
工房の外には名栗湖に続く階段があり、多くの人がカヌーに興じていた。
で、再びペダルを漕ぎ出し、有馬渓谷に沿って走り出す旅情派サイクリストたち。
ひんやりとした雰囲気が漂う渓谷沿いの道。
透明な水からはその冷たさが容易に想像できる。
緑の中、木漏れ日が演出する明と暗のコントラストも美しい。
マイナスイオンが充満しており、その中を走れるなんてとても素晴らしいことである。
これぞ、まさしく旅情派のサイクリングだ。
聞こえくるのは水が流れる音と山鳥の歌い声。
そして、激しい息遣い・・・
ん?息遣い?それも激しい?
そうなんだ、やっぱりきつい登り坂がずっと続いていたんだ(^^;
おかしい、旅情派の日になるはずだったんだけど、
今までは車でしか通ったことがないので今いち坂のイメージが出来ていなかったのだ。
とりあえず、観光釣り場のところでちょっと休んでいるのが上の写真。
ホントいい雰囲気の道なのさ(コレだけ見ればね)。
ここは分岐点でもあり、右にいけば林道広河原逆川線で秩父に抜けることが可能だ。
但し、距離のある急坂だし、とても登る気にはならない。
ここは予定通り、左の林道有馬線へ進路を取る。
有馬線のダート部分はかなり急坂だが、それまでの舗装路は緩やか道だったはずだ。
以前、車で走ったときの記憶では・・・
しかし、少し走り出して記憶なんてあてにならないということを痛切に実感した。
「うそつき〜」なんて声がTakさんから上がる(^^;
いやぁ〜、すいませんでしたねぇ、皆さん。
そんなこんなでようやくダートが始まる部分に到着。
辛い辛い、もう、脚は売り切れ状態。
ただ、ここには湧き水があり、その冷たさに救われた。
そして、みんなが揃ったところで少し広くなった場所で休憩を取ることにした。
休憩ポイントは都会の喧騒なんかとは無関係の深い山の中であり、
ホントいい雰囲気の道を訪れていたのさ(コレだけ見ればね)。
で、ばっちゃんさんはこんな登りが続くとは思っていなかったのに
重量の嵩むガソリンコンロを持参してくれていた(感謝、そしてごちそうさま!)。
まぁ、ハンディということで(^^;
コーヒーを頂くにはちょうど良い気候で、ここではかなりの時間まったりしていた。
さぁ、辿ってきた道を下ろう。
途中、飲み物補給で観光釣り場の自販機に寄ったが、
この辺りはそこそこの通り雨があったような濡れ方だった。
ちょうど我々が上のほうで休憩していたときに降っていたのだろう。
で、さらに下っていくのだが、先頭のTakさんは登りも達者だけど下りもむちゃくちゃ速い。
ばっちゃんさんもさらに続いていく。その後をhiroさんが追いかけていく。そして最後は私。
先ほど、上手い具合に雨を避けれたなんて話をしていたのだが、
名栗湖沿いを走っているときにポツリポツリときて急に雨粒が大きくなってきた。
アララ〜って感じだったが、お昼に予定していた「ゆきやなぎ」まではもう少し。
雨はどんどん強くなってきたが、なんとかびしょ濡れにはならずに店に辿り着いた。
自転車を雨宿りさせて我々は店内へ。
ここは「さわらびの湯」のすぐ手前にあるお店で、
なかなか評判が良いので一度訪れてみたかったのだ。
今回注文したのは「揚げもちおろしうどん(千円)」。
雨に濡れたせいもあって温かいうどんが身に染みた。
細めの麺は弾力があり、やわらかな味わいのダシは私の好みだった。
| ●ゆきやなぎ 飯能市大字下名栗645-2 Tel 0429-79-1200 11:30〜21:00 水曜定休 |
食べている最中に雨は止み、空には青さが戻ってきた。
ありがたいことに路面も乾きつつあり、帰路も順調に進むことが出来そうだった。
再び、r70に入り飯能方面に向かうのだが、巾着田まで足を伸ばすことにした。
ただ、往路と同じでは面白くないので少し回り道をして山王峠経由で進んでいくことに。
「標高も距離もそれほどでもなかったはず」という私のコメントが選択の理由であった。
そして曲がるポイントで右折し、ほどなくして坂が始まり登っていく。
あれ?直線だと印象があったけどこんなにいくつもカーブあったっけ?と思いながらも、
必死になってペダルを漕ぎ続ける。
辛い、辛すぎる・・・・
またもや、「うそつき〜」という声が・・・(^^;
で、そろそろ峠の頂上かと思ったとき、なんでトンネルがあるねん。
その名称は小沢トンネル。あ〜、やっちまった。
登っているときにもしかしたらと思っていたけど、やっぱり道を間違っていたのだ。
しかも青梅に向かうr53を辿っているし・・・(^^;
まぁ、間違えたのは仕方がない。
「旅情派といえば旅。その旅には予期せぬ出来事が起こるものですから」と
完全に開き直った私は無理矢理こじつけて今後のルートを再考する。
結果、下りきった三叉路でTakさんは青梅街道に抜けて帰ることになり、
他の3人はさらに遠回りになるがやはり巾着田に向かうことに。
で、三叉路で自販機補給しながらTakさんとはお別れ。
その後、しばらくは30km/h巡航を続けていたが、r28に入った途端にまたもや急な坂。
センターで頑張っていたが、もうダメ、インナー使っちゃおう、折角付いているんだし。
てな感じで登り切って頂上でひと休み。
ここで時間も押し迫ってきたし、結局、巾着田は諦めることにした。
そこに辿り着くために、もう一つ坂越えがありそうだったしね。
というわけで、多摩川組の2人は輪行で帰るために東飯能駅に向かうことになり、
私も帰る方向だしもちろんそのルートに同行することにした。
最後に甘いものでも食しましょうかということで、
ばっちゃんさんが調べてくれていた「夢彩菓 すずき」にて立ち止まる。
お洒落な雰囲気だが、なんでも創業は明治初期というから由緒あるお店だ。
試食させてもらった縦に長い特徴的なバームクーヘンも美味しかったが、
今回は「シュークリーム(105円)」を食す。
味は控えめの甘さの中にほどよい酸味がある感じで、美味しかったぁ〜♪
ちなみに、もう1タイプ「飯能銀座ドーム(126円)」というのもあったが、
違いは生クリームとカスタードが混ざっているか二層になっているかということ。
今度、近くを訪れることがあったらまた立ち寄ってみよう。
| ●夢彩菓 すずき 埼玉県飯能市仲町6−11 Tel 042-972-2071 9:00〜19:00 月曜定休 |
さて、東飯能駅についてからは少し雑談した後、
輪行されるばっちゃんさんとhiroさんとは別れて残り約20kmを駆け抜けた。
今回は距離以上に充実した感のあるサイクリングであった。
峠の登坂は辛いけど、なんだか今後も頑張れそうな予感(^^)
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走行距離:98.96km
(R700累計距離:380.7km)
(参加者)
「東京多摩川自転車」のばっちゃんさん
「ヘタレ50の日記」のhiroさん
健脚パナチタンのTakさん
私@xjmarin
ご一緒した皆さん、お疲れ様でした。
旅情派サイクリングで楽しみましょうと言ったのに話が違いましたね(^^;
でも、楽しかったのでこれからも峠に通って鍛えるよう精進します。







急な坂道この先無いですから
で登ってしまった坂道
キツカッタですけど、
楽しかったです
また一緒に走ってください。
坂の上で待っててね。
登板の強さに感服致しました。
見習うべく今後も練習を積むつもりです。
山岳系の道には日常の生活では得られないものがあるので、またご一緒させてくださいね。
>hiroさん
39x24Tでひたすら登り続けるお姿はかっこ良かったです。
そして達成感があったことと思います。
お互い、頑張りましょう。
>ばっちゃんさん
一人だったら名栗湖の坂だけで満足して(というか、そこで切れてしまって)、
ぶらりと湖を周回して帰ったことと思います。
これからの季節は山も衣替えを始めるので、今までとは違った美しさを堪能できますね。
そろそろいい季節ですねぇ。天気のいい日は走れない私のひがみでした。(TεT;)
今日、明日と雨のせいで走れませんが、
今度は一緒に秋晴れの自転車日和を楽しみたいものですね。
23日、名栗湖のダムのところで、一緒になった4人組の一人です。
いつもBLOG拝見させていただいています。
xjmarinさん達だったのですね。R700とACTIVE(ばっちゃんさん)は良く見させていただいているものの、比較的良く見るバイクなので、ひょっとしたらと思いつつもお声がけ出来ませんでした。
先日見沼でひゃくさんに遭遇したばかりなのに、また有名人に遇ってしまったウキウキ気分です。
ちなみに私は青白バイクの青ヘルでした!
おぉ、あの4人組の方々でしたか。
ちょうど同じタイミングで湖に到着でしたね。
ピナレロかっこ良かったです。
今後も遭遇する可能性はありそうなので、その時はお話したいですね。
というわけで、今後とも宜しくお願いします。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします!
それにしても、ダム下の坂、結構キツかったです。
名栗は昔よく行きました(車で)
さわらびの湯は結構、お気に入りです。
しかし、手前のレストランが美味いとは知りませんでした・・・
車で行っても結構な距離なのに、自転車で自走できるなんて、ちよっと不思議です。
いやー、ホント行きたかったっす。
でも飲んだくれた次の日では・・・起きれなかったです。。。
また企画お願いします。次回は是非!
走欲シーズン満喫したいものです。。。
では。
時間の流れに逆らうような自転車ですが、
ロードとは違った世界がありますので、いつの日か是非味わってみてください。
そうそう、お仲間にSILKの方がおられたましたよね。
じつは近くで拝見したかったです。
>kumaさん
私も今まで車ばかりでしたので、自転車で辿って改めて名栗界隈の良さを認識です。
うどんは決して安い値段ではないし、出てくるまでに時間が掛かるのですが、
関西人の私でも満足のいくものでしたよ。
>kaoさん
マジに行きましょう。
同じ辛さ・・・いや楽しさを是非とも知って頂きたいです。
登板に強いkaoさんなら、きっと美味しい走りができると思いますよ。
ダムでワニガメと一緒にいた赤SILKに乗っていた者です。
こちらのメンバー同様xjmarinさんのお仲間さん達もすごいのに
乗っていらっしゃるので、ムムム・・・、という感じでした。
でも遠目で良かったと思います。細部は錆々、1978年製のビンテージ物ですから。
今度どこかでお会いしても、近くで見ないでくださいね(笑)。
登板を経てやって来られた赤SILKはとても印象的でした。
細身ホリゾンタルのスタイルはやはりカッコいいですよね。
今度どこかでお会いしたら色々とお聞かせ下さい(^^)
荒川を走っていると、「何だ? あのボロいのは・・・」という目で見られます。
フンッ、若造め!
でも、これはこれとして、NEO PRIMATが欲しいのも本当です。
やっぱりレーサーはフレームが細い方が格好良いと、おっさんの私は思います。
お金が余っていれば確実に欲しい自転車です。
うちもCRでスポルティーフに乗っているときは奇異の視線を感じる時がありますが、
旧道や古くからの街中を走れば景色に溶け込むので自己満足に浸っております(^^)