101Cセット/武井バーナー
101Cセット
モデル名  101Cセット (パープルストーブ BC-101)
火力  2,300〜5,000kcal/h
燃料  灯油
収納サイズ  125×180mm (ヒーター使用時 125×245mm)
重量  800g (ヒーター使用時 950g)
生産国  日本 (VGAサイズはこちら

― 絶大な火力を誇る国産モデル ―

灯油にこだわり続ける武井バーナーのパープルストーブです。
その中で最もコンパクトなBC-101とヒーターがセットになったものです。
ちなみに、初期のモデルにはタンクやハンドルに貝印マークが付いていましたが、
現行品は省略されてます(ヒーターの収納缶にはそのマークは残っております)。

BC-101

懐古的なスタイルが渋くて美しい真鍮製のボディです。
武井バーナーといえば、501や301といったモデルがインパクトがありますが、
サイズとスタイルはこのBC-101もなかなか良い感じだと思ってます。
# このモデルは0.5Lのタンクで2時間の燃焼が可能です。

収納缶

通常、灯油ストーブといえば本体を分解して箱型のケースに収納するのですが、
所有しているものはアルミケースがちょっと変わった形状をしており、
タンクとバーナー部は分解せずに収納できます。
# ちなみに、初期のBC-101は分解して収納する必要がありました。

予熱用の受け皿

点火はちょっとした手間が掛かりますが、これも遊びの一環と考えてます。
まずポンピングを5〜10回ほど行って少し加圧してからプレヒートします。
上位モデルには予熱器が装備されてますが、このモデルにはその装備がありません。
バーナー下部の受け皿にアルコールを入れるか予熱材などをセットして、
プレヒートに充分な時間をかける必要があります(うちはメタで約5分熱します)。
プレヒートが不充分なまま点火しようとしてハンドルを回すと灯油が漏れてしまい、
その結果、ストーブが炎上して全体が煤だらけになってあとの掃除が大変になります。

プレヒートさえきちんとやればOKですが、このストーブの凄いところはその火力です。
青白い炎が安定した後にポンピングを繰返せば、最高火力5000kcalを実感できます。
小さいモデルながらもバーナー部は上位の301と同じ物なので、よりパワフルに思えます。

オプションの風防

これは別売(600円)の風防を付けたところです。
本来はオプションのはずですが、何故かセットに入ってました。
いつもはこの風防は外して使ってますが、風が強い時には重宝しそうです。

ハンドルが付いているので見た目には火力調整が効きそうですが、
実際にはこのハンドルは火を点けるか消すか掃除することしかできません。
(一番左まで回せばニードルが出てセルフクリーニングすることができるのです。)
つまり、火加減の調整はハンドルで行うのではなくエアの調整で行います。

エア調整のツマミ

画像のツマミを緩めたらエアが漏れるのでこれで火を弱めていきます。
で、火を強める場合はポンピングを繰返します。
面倒くさいと思いますか?(^^;
でも、楽しいですよ。それに灯油のコストパフォーマンスは捨て難いです。
何と言っても40円/Lほどですし、白ガスと比べたら10分の1以下の値段ですからね。

野外にはOptimusの111Cハイカーを持っていくことが多いですが、
すごく気に入っているので、じつは密かに使っているストーブだったりします。
# 特に冬場は部屋で使う石油ストーブのために灯油は常備してますし…

ヒーターをセット

セットにあるヒーターを使う時はゴトクを外してバーナーの上に乗せる感じになります。
メッシュなのでオフロードで積んでいても割れる心配は無いです。
# 上位モデルのヒーターはちょっと大きくてメッシュではなく耐熱ガラスになります。

ストーブの燃焼

火を付けたところです。
力強い燃焼で1Lくらいのお湯ならすぐに沸いてくれます。
引火点が高いので点火には手間が掛かりますが、逆に安全性が高いということでもあり、
本来、ガソリンよりも灯油のほうが威力があるのでストーブの潜在能力は大きいです。

ヒーターの燃焼

こちらはヒーターバージョンです。
コイルが熱せられてその周りをかなり暖かくしてくれます。

ほのかな灯りにも包まれますが、武井バーナーの謳い文句にあるように
ストーブ、ヒーター、ランタンの1台3役をこなしてくれるというのは、
さすがに101Cセットの小さなヒーターではランタンの役目はちょっと厳しいです。
それでも、実際に使えばわかりますが1台2役で充分すぎるほどのストーブです。

灯油ストーブって燃料は臭くてベタベタするし、扱いが何かと面倒かもしれませんが、
その火力と使い込むほどに味が出る真鍮製の雰囲気は時代を超えてやっぱり良いですね。