No.43/RADIUS
No.43
モデル名  No.43(or No.43B)
火力  ---
燃料  灯油?ホワイトガソリン?
収納サイズ  130×180×80mm
重量  約1kg
生産国  スウェーデン (VGAサイズはこちら

― 渋さと麗しさを感じる軍用ストーブ ―

私が所有しているストーブの中でこのNo.43はかなりカッコイイです。
製造年は不明ですが、おそらく1950〜1960年代ではないかと思われます。
この時代の製品はコストダウンとは対極の素晴らしい作りがなされております。

使用時のスタイル

長方形という独特の形状をしたケースを開いてバーナーをセットしたところです。
渋い雰囲気が漂っています。自己満足の極みですね(^^)

クロームメッキのタンク

何より印象的なのがRADIUS No.43の文字が彫られたこのタンクです。
タンク全体にクロームメッキが施されており眩しいです。
半世紀ほど経っているのに、未だに美しい光沢を放って輝いております。

キャップの刻印

フィラーキャップとポンプキャップにはそれぞれRADIUSの刻印があります。
こういった一つ一つのところに当時の物作りに対する気持ちが感じられますね。
それにしても、うっとりするような麗しいタンクです。

バーナーヘッド

ヘッドやファイヤーリング(脱着防止の足爪付き)にもRADIUSの名が彫られており、
ちょっとしたところにも手抜きがありません。
足爪は3本のうち1本折れてしまってますが、使用には問題ありません。

プレヒート用の受け口

プレヒート用のアルコールを注ぐのに風防に受け口がついております。
このおかげで風防を外す必要はありませんし、アルコールがこぼれにくいです。
まさしく、職人気質のストーブという感じがします。

渋いゴトク

十字状のゴトクがケース内側に機能的に折り畳まれておりますので、
使用時に手で起こしてセットします。
細いラインのゴトクが見た目が渋くしていると思います。
火力調整キーとフレームカバーをセットすれば、準備完了です。

点火の前にNo.43について補足しておきますと、
このモデルには「No.43/灯油用」、「No.43B/白ガス用」というのが存在するみたいです。
私が所有しているのはおそらくNo.43(はっきりわからない^^;)で灯油仕様だと思いますが、
じつはどちらの燃料でも点火してくれます。

通常、灯油用と白ガス用ではニップルの口径が違ったりするのですが、
セルフクリーニングのニードルを内蔵しているストーブで試してみると、
意外にマルチな燃料が使えたりするものなんです。
# 試すなら自己責任で試してくださいね(^^;

プレヒート中

アルコールを注いでプレヒートしてます。

ちなみに、灯油だとプレヒートが必須になりますが、
白ガスならばポンピングしてから燃料をちょいとそのまま噴出させて点火できるので、
アルコールが切れた時や忘れた時など助かります(私が白ガスを使っている理由です)。

燃焼中

白ガスにて燃焼中です。
渋めの轟音で時代を感じさせる良い響きを奏でてくれます。

火力調整キーの回転幅はそんなに大きくありませんが、
固いので微妙なところで止めることができ、多少の火加減は調整することができます。

収納時のスタイル

収納時はバーナーを反転させながら一方のケースに移動させます。
当然ながら、つながっているタンクもくるりと反転しております。
反対側のケースには畳まれたゴトクが収まり、火力調整キーも固定されてます。

ケース表の刻印

ケースの表には「RADIUS No.43」の刻印がエンボス加工されております。
オリーブグリーンのケースから想像されるにこれは軍用物だと思われますが、
海外のサイトなどを徘徊していると水色のケースも存在するようです。

ケース底のマーク

ケースの裏というか底にもマークがあります。
こちらはRADIUSのトレードマークが記されております。

ホント、このストーブは良くできております。
古き良き時代の製品を彷彿させるストーブだと思います。

かなりレアなものなのでパーツを手に入れることは不可能になっておりますが、
色々と聞いてみると、私が愛用している111Cハイカーのパーツが流用できるとのこと。

このRADIUSはいつまでも大事にしたいですね。