日の当たっている路面は既に乾いていたので近場のポタリングに出かけた。

今回はスポルティーフで「伊佐沼」に向かってみることにした。
雰囲気も良さげだろうし、去年の11月末にオープンしたうどん屋にも行ってみたかったのだ。
10時に家を出て走り出すが、日陰部分は所々で凍結が残っており慎重なペダリング。
また、南古谷駅付近を通過して伊佐沼に至る直線路は予想通りの厳しい向かい風。
田んぼの上に降り積もった綺麗な景色を見る余裕もない。
20分ほどで「伊佐沼」に到着。
関東地方においては千葉県の印旛沼に次ぐ自然の沼といわれている場所だ。
凛とした空気と雪景色のおかげでいつもより景色に透明感がある。
川越城の別名「初雁城」の由縁となっている雁が水面に波紋を残して飛び立った。

のんびりとしたペースで周る。
江戸時代の「伊佐沼」はさらに大きかったらしいが、戦後に干拓されてしまったとのこと。
半分ほど周ったところで逆光の位置になり、雪に反射してとても眩しい。
このあたりではカメラを構える姿もちらほらと伺えた。

時折、小船に乗って網を打つ漁師がおられるのだが何が獲れるのだろうか。
昔はヒシの実やシジミなどが獲れたそうだが・・・
ぶらぶらと2周したところで、うどん屋の開く11時頃となった。

伊佐沼のほとりに「伊佐沼農産物直売所」があり、その隣に「伊佐沼庵」がある。
まずは桟瓦葺の「赤門」が目に留まる。ベンガラによって彩色されているのが特色だ。

「伊佐沼庵」は茅葺き屋根の風情ある建物であり、
江戸末期から明治初期頃に築造されたといわれる旧戸田家住宅を移築復元したものだ。
ここでは、1日100食限定で地元の粉を使った手打ちうどんが食べられるとのこと。

店内も当時を偲ばせる趣があって落ち着く。
その中で注文したのが「けんちんうどん(500円)」と「おいなり(100円)」。
麺の食感はもう少しコシが欲しかったが、具材は優しい感じがして美味しかった。
●伊佐沼庵 埼玉県川越市鴨田922-1 Tel 049-226-3780 食事11:00〜14:00 喫茶15:00〜17:00(土日のみ) 月曜定休 |
店を出た後は「上江橋」も近いし、CRはどんな感じかなと一瞬迷ったが、
素直に追い風に乗って辿って来た道を戻ることにした。
で、しばらくしたらミニベロにまたがる見覚えのある背中が・・・
追いついたところで「あかさん!」。
10分ほどお話させてもらって別れたが、もうすぐ納車のマシンが待ち遠しそうだった(^^)
その後、12時過ぎに帰宅してポタ終了。
まさかあんな場所で遭遇するとは思いませんでした。お互い物好きですよね〜
新車が予定どうり納車されるといいですね!
うどん、美味そう…
ひゃくさんもコメントされていますが、私の中のうどんとは違う食べ物です。
川越界隈も雪が積もったようですね。
凍結路面に怪我もなく幸いでした。
うどんについてはなかなか慣れませんね〜
何かにつけて薄味派なので、口を合わせるのは難しいです。
>あかさん
R700を手放すのが先になりそうですが、納期は気長に待つことにして、
それまではスポルティーフでポタポタしておきます。
>ひゃくさん
県北スタイルは結構好きです。
うどん(に限らず、あらゆる麺)は固めが好みです。
>らんたさん
私の中では「うどん=きつねうどん」なんですが、
小さい頃から慣れ親しんだ関西の味がやっぱり一番です。
次回は桜満開の季節かな。
# その前に、また1軒お店を見つけてしまったので行くかもしれませんが。
私も「うどん=きつね」です。やはりきーじぇいさんと同様、慣れ親しんだ関西風が好きです!
讃岐うどんとかも美味しいですが、関西の味は体に染みるんですよねぇ。
そんな我が家ではヒガシマルのうどんスープは欠かせません。