
長い坂道を登りながら少しでも暑さから逃げようと選んだ場所は「大菩薩ライン」。
但し、帰路の平地で灼熱サイクリングはしたくないので素直に「奥多摩湖」までデポである。

朝4時に起床&5時過ぎに家を出て、1時間半ほどでデポ地の駐車場に到着。
やはり、奥多摩の朝に漂う空気は格別だなぁ〜
もちろん時間と共に気温は上がっていくのだろうが、爽やかな気持ちでスタートする。
丹波山村に入って保之瀬地区辺りでは地味にいやらしい勾配も現れるが、
少し先を走るローディーが良い目安となった。
r18との分岐からサイコンの表示を高度&勾配モードに変更(ここからまだ800m以上登らなきゃ)。

「おいらん淵」を通過して標高が1000mを超えてくると木々の種類も変わってくる。
道に沿って川が流れているため水の音が聞こえてくるし、
下界の気温とは明らかに違って気化熱によってひんやりし過ぎと感じる時もあり。
大菩薩ラインでは良く通っていた林道の起点を見るたび懐かしくなり、
そんなこんなで記憶の片隅から蘇る景色が嬉しくて良いリズムで坂道をこなしていく。

サイクリングペースだったので「奥多摩湖」の駐車場から2時間弱で「柳沢峠」に到着。
気温表示では26度だったが、爽やかな風が吹いて体感的にはとても涼しい(あ〜幸せ^^)。
ボ〜ッと景色を眺めているうちに10分ほど経ってしまい、それから折り返しの下山。

さっき登ってきた九十九折り。

深い谷底を流れる水は見ているだけで冷たそう。

丹波山村に戻ってきて生活の営みを感じる。


「道の駅たばやま」に立ち寄ってみたが、ここは昨春オープンのためお初なり。
「のめこい湯」と併設していて山の中に休憩ポイントが出来たのはありがたいね。
ちょうど10時で「軽食堂R411」が開店したので何か食べて行くか(朝飯も早かったしね)。
で、「鹿肉ソーセージカレー(750円)」を見つけたので券売機で購入。
いわゆるジビエ(野生肉)である。
鹿肉はクセも少なく食べやすいが、パリッとした食感の中に確かに獣的な風味はしたわw
# ちなみに、温泉施設内のレストランだと他にも幾つかの鹿メニューがあるようだ。
●軽食堂R411 山梨県北都留郡丹波山村2901 Tel 0428-88-0411(道の駅案内所) 10:00〜18:00 木曜定休 |
このまま帰るには脚も疲れていないので、結構な勾配がある「今川峠」を経由して行くか・・・

最初とピーク手間にある17〜18%ほどの区間はアヘアヘし、
小菅村に下った後はペースを落とさずそのままデポ地まで一気に戻り、時計を見ると11時半。
車に乗り換えて陽が高い時間に帰ってきたが、なんだこのまとわりつくような暑さは!!
この炎天下を考えると、"虚弱体質な旅情派"はデポで正解だったな。
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オルカ:73.6km
柳沢峠は、2006年のGWにポケロケで登ったのが最後です。おいらん淵過ぎてからが、きつかったのを覚えております。もちろん、ポケロケなので、塩山に下って、温泉に入って電車で帰りました。
ここ数日続いた昼間の暑さがそれを諦めさせてくれましたw
輪行だと行った先々で色々なバリエーションが組めますね。
柳沢峠は26度ですか?まるで別世界ですね。
私もこのところ、涼しそうでしかも楽そうなところを探して地図とにらめっこです。
こういう場所に自転車で来れることに幸せを感じます(^^)
いい場所見つけて教えて下さいw
向こうへ下りて電車。それって良いですね。
あの先は自転車では行ったことないですけど、結構キツそうですね。旅情派きーじぇいさんは、さらっと登っちゃったようですけど(^_^;)
今の時期、高い峠は涼しくていいですね。
最近、暑くてモチベーションが上がらず、、、
きーじぇいさんを見習って車で行ってみましょう。
向こう側に降りるなら上日川峠を周るのも良さげですね。
>サトシさん
柳沢峠までは長いだけで極端な勾配は無いですよ。
今回みたいに奥多摩スタートだと美味しいところだけ味わう感じになりますね。
>モッチーさん
日頃行かない場所に向かうのも良いですね。
暑い日々が続きますが、無理せず楽しみましょう。