本日はそのシミュレーションのため、こっそり「富士山」を目指してきた。

「富士山」まではもちろん自走で、ひたすら一般道で辿っていくことにした。
現地の気温が気になるところであるが、果たして大丈夫だろうか。
今の時点では無謀かどうかはわからない。とにかく行けるだけ行ってみよう。
な〜んてね。行く訳ないじゃないですか、まだ寒いのに・・・
# masaさんじゃあるまいし(^^;

本日、向かった先は小川町。
でもね、上の地図には「富士山」が載っているのさっ。
とりあえず、「富士山」の名前が付いている山なので、
征服すればヒルクライムに向けて自信になるかなと思ってね(冗談ですよ^^;)。
まぁ、この話は後回しにして・・・

家族が起き出した時間と入れ替わるように7時半に出発。
日が射しており、気持ち良い空気に包まれている。
予報では冬に戻るとか曇天とか言っていたが、どうやら外れ方向の模様。
まだ時間が早いせいか、「時の鐘」界隈は静寂を保っていた。

坂戸から鳩山に入って交差点で信号待ちしていると、
右側からガリバーが現れて私が向かうルートに曲がって行った。
あれ?もしかして、あの大きいローディーは・・・と思って、青信号と同時に追いかける。
で、背中が近くなり確信を得たのでハセキョンさんにお声掛け。
いやぁ、まさかあんなところでお会いするとは素晴らしいタイミングだった(^^)
その後は「玉川工高入口」までご一緒して、西平方面に向かうハセキョンさんと別れた。
それにしても、みんな特訓しているなぁ。

私はそのまま直進して八高線沿いのr30を北上して進んでいたが、
大盛り名物のアライの前を通過して「雀川砂防ダム公園」に向けて左折した。
久しぶりに「林道 雀川上雲線」を走りたくなったのだ。
「雀川砂防ダム公園」への坂道を上って行くと、まだ桜の花が枝に残っていた。
目線の高さにそれを感じながら、すぐ先の「林道 雀川上雲線」に入線。
2003年10月、初めて四駆でここを走った時はダートが残っていたのだが、
今はもう舗装されているので今度は自転車で辿ることにした次第である。

ここは自転車にとって厳しい坂道ではなく、上りと下りを繰り返しながら高度を稼ぐ林道だ。
誰も居ない道を一人淡々と進んで行き(ちょっとだけ、もがき練習もやってみたが)、
車では気付かなかった風景が自転車の速度では見えてくる。

山は春色の衣装に着替えつつあり、葉っぱの表面にも艶が出ている。
恵みの雨を充分に吸い込んだ土の匂いが風の中に溶け込んでいたりもした。
ほどなくしてピークを通過し、フラットな路面へ。
以前、この辺りでオニギリをほおばったなぁ〜なんて思いながら写真撮影。

「雀川上雲線」を出たところには「松郷峠」方面への案内板あり。
その通りに従って小川町へ向かうのだが、本日の「松郷峠」のルートは下りだけ。
今日は楽したので次回は頑張って上ろう(言うのは簡単)。
昼飯に考えている場所の前を通り過ぎて小川町駅に到着。
時間はまだ10時前だし、「仙元山見晴らしの丘公園」にもちょっと立ち寄ってみよう。

「林道 仙元山線」の起点でお決まりの写真を撮ってから上り始める。
前半の勾配がかなり厳しくて脚付きを避けるために25Tを使わざるを得なかった。
ケイデンスも55、速度も8〜9km/hほど・・・orz
後半は緩やかな桜並木の道になり、息を整えながら頂上へ。
ここから眼下に広がる景色が素晴らしい(TOPの写真)。
それはそうと、此処まで何しに来たんだっけ?
あ、そうそう、「富士山」を目指していたんだ。

下りは車が結構通るのでゆっくり。
名残を惜しむように道路の傍らに積もる桜の花が印象的だった。
で、「富士山」の麓までやってきたのだが、
頂上へのアプローチができそうな道を探していると近所のおじさんが声を掛けてきて、
「富士山に来たの?でも、自転車じゃ行けないよ。」だって。
げっ、なんてこったい。
どうやら自転車を担げば行ける道はあるらしいのだが、SPD-SLシューズじゃ無理だ。
本番の標高差1,255mどころか、標高183.2mの山に挫折してしまった(^^;

ちなみに、読み方は「ふじさん」ではなくて「ふじやま」とのことだが、
調べてみると、埼玉には↓のような「富士山」があるらしい。
・富士山(183m) 小川町
・荒幡富士(120m) 所沢市
・平沢富士(221m) 日高市
・間野富士(290m) 飯能市
・弟(オト)富士山(385m) 秩父市
そして、この後さらなる挫折感が・・・
11時になったので昼飯予定の場所に行ってみると「本日ランチ休業」の文字が見えた。
意味を理解するのに数秒。
あちゃ〜、さっきこの前通り過ぎた時に見落としてた・・・orz
仕方ないので、r30に曲がって帰路を辿りながら店を探すことにしよう。
途中、アライの看板が見えてきたが今回はパスして通り過ぎる。
で、ときがわ町役場まで戻ってきた時に、
ふとラーメン屋の存在を思い出して嵐山方面へ進路を変更。

ほどなくして、お店に到着したが11時半の開店まであと10分ほど。
それなら都幾川沿いの桜堤を見ようと少し先まで進んで鎌形八幡神社近くの橋へ。
ん〜やっぱり見頃は先週くらいまでだったか・・・
ここの桜並木は長いので満開時はさぞかし素敵な情景となるのだろうが、
来年に仕切り直しだな。

そして、「大盛軒」(おおもり軒ではなく、たいせい軒)の前まで戻ってきた。
ラーメン好きには結構知られているお店だ。
券売機で購入してから入店するのだが、席は奥から順番に座らなければならない。

隣の人が「玉川餃子」を頼んでいたが、
抹茶皮で包まれていて、なかなか美味しそうだった。

「から塩とんこつ拉麺(850円)」
玉子とバターで仕上げた中太ちぢれ麺に特徴あり。
スープも鰹節の風味がする魚介系と豚骨のブレンドでインパクトあり。
辛みそが程良く、汗をかいた身体に元気が戻るような感じだった。
●大盛軒 埼玉県比企郡ときがわ町玉川4710-2 Tel 0493-65-5440 11:30〜14:00 17:00〜21:00 月、第1火曜定休 |
店を出てからは往路と同じ道に復帰するが、行きも帰りも何故か向かい風。
ていうか、帰りのほうが風が強め。
なんだかなぁと思っていると前方に脚の合うローディーを発見。
付かず離れずという感じの巡航で風のことは忘れて距離を稼げた。
その後はいつものように自転車屋に寄り道。
常連の方たちと30分ほど喋ってから14時帰宅で終了。
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走行距離:100.6km
(X-LIGHT年間累計:922.3km)
そう何度も騙されないのだぁ(笑)
今日のコースは家から2時間周回コースです。
ふらっと出かけるのにちょうど良し。
でも、きーじぇいさんと一緒だとペースが上がる、上がる。
もしかしてら〜めん通ですか??
若葉にも支店があったのですが、早々につぶれてしまったのですよ。
から塩とんこつ旨そうですね。
仙元山はMTBで行くと最高何ですよ〜
1分ずれていたらお会いできなかったでしょうから、今日は縁がありましたね。
どんな秘密特訓をされているのか、ハセキョンさんの周回コースに興味ありです。
ペースは後ろから煽られていたので・・・(^^;
>ケンさん
いえいえ、私は通ではありませんよ。食べるのが好きなただの自転車乗りです。
元々四駆でクロカンやっていたので、MTBもやり出すとはまってしまいそうです。
是非試してみてください。
富士って書くからマジで試走しに行ったかと思いましたわ(笑)
私の場合34X27をもってしてもダンシングを
余儀なくされ、力尽きちゃいます。
展望台からの眺望は低いながらよい眺めですね。
富士の名を冠した山は結構ありますね。
筑波方面はそのうち辿りに行ってみたい場所です。
>ウズラさん
あそこは人気スポットですね。
林道は走り易くなっているので時間を作ってどうぞ。
松郷峠界隈も是非。
>SADDLERさん
焼いているところも見ていたのですが、ボリュームありそうですね。
次回行った時には食べてみようと思います。
>kumaさん
開店直後だったので並ばず入れましたが、12時前には待ち行列が出来てましたよ。
富士は皆さんと一緒に行きましょう〜
>ひゃくさん
仙元山は34x21Tからスタートしたのですが、
早々と我慢し切れなくなって25Tにして上ってました。
でも、頂上であのような眺望が待っているとなると頑張れますね。