2006年09月10日

陣見山のちょっと先まで

ハンドルを交換したので新しいポジションを試しに出かけてきた。
久しぶりに陣見山方面に向かい、ついでにその先にも足を伸ばしてきた。

blog_pic1757.jpg

ふと目が覚めて時計を見ると朝6時10分。
5時半に起きる予定だったのに目覚ましが鳴った記憶が無い。
出鼻をくじかれた感があるが、なんとか7時20分に家を出て走り出す。

ハンドルのポジションに少し違和感が生じたので微調整し、まずは横松郷へ。
日陰部分が多いため雨上がりの路面にはまだ水が浮いていた。
そんな中、登坂を開始するが、いきなり心拍が上昇してペースを作るのが大変だった。
最後はダメだコリャ状態でクリア(3時間しか寝ていないせいだ、きっと。そうしておこう)。

その後は八高線沿いを走って折原経由で陣見山方面へ。

そうそう、その過程で「林道 梨子ノ木線」を通過する時にピークにて3Kさんと遭遇。
本日はお空のご友人たちも一緒でまったりサイクリングを楽しまれるとのことだった。

「折原橋」を渡る時、晴れ間がどんどん広がってきた。
それまでは気温もまだ高くは無かったのだが、予報通り上昇しそうな雰囲気だ。

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橋を渡った後はそのままR140を横切って「円良田湖」のビュースポットで停車。
天気が良いこともあって、湖畔やボートから竿を出す釣り客で賑わっていた。

写真だけ撮ってすぐに「林道 陣見山」を目指す。

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で、起点に到着。時間は10時前でここまでの距離は55kmだったか。

こちらから上るのは2度目だ。
初めての時はどのような林道かわからず必死に漕いでいた記憶があるが、
上り始めると今回はなんだか楽に感じつつペダルを回していた。

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秋が深まると色鮮やかで美しいトンネルが出来そうな場所を通り過ぎていく。
こちらも横松郷と同様に路面は濡れていたが、ひんやりした感じがしてむしろ有難い。

それにしても、すれ違う車や自転車は一台も無かった。

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平地を流すだけでは味わえない景色を独り占め。
このように高度を稼ぐと展望が開ける場所が幾つか出てくる。

ほどなくしてピークを通り過ぎ、「榎峠」〜「間瀬峠」を経由して「間瀬湖」に向かって下る。

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「間瀬湖」も同様に釣り客の姿が目立っていた。

ちなみに、TOPの写真はここの「間瀬堰堤」で撮ったもの。
東日本に現存する最古のコンクリートダム(昭和12年竣工)でなかなか趣があるのだ。

さて、時計を見ると10時55分。
そろそろ、お目当てのお店が開く頃かな?とりあえず、行ってみよう。

blog_pic1763.jpgblog_pic1764.jpg

そのまま児玉に向かって北上し、R462を左折してしばらく走ると黄色い看板があった。

今回やってきたのは「きらく」。
中華料理屋だがソースかつ丼が美味しいことで知られたお店だ。

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もちろん、「かつ丼(700円)」を注文。
ちなみに卵とじのタイプは別にあって750円となる。

カツは3枚。タレは程良い甘辛さで口の中に旨みが広がっていく。
また、カツの下には海苔が隠れていてちょっとしたアクセントになっており、
椀物は味噌汁ではなく中華料理屋らしくスープであった。

きらく
埼玉県本庄市児玉町金屋1204-2  Tel 0495-72-1751
11:00〜 火曜定休

さてさて、食べ終わるとまだ12時前。
しかし、気温はどんどん上昇していく感じなので遠回りは止めて帰るかどうか迷う。

でも、せっかくここまで来たんだし、ちょっとぐらいなら・・・

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って、ことでR462〜r22と繋いで「神流湖」方面へ向かって走っていたのだが、
分岐のある場所で幾つかの行き先を示した看板が目に入った。

じつはここまで80km以上走っていたし、暑さでヘロヘロ気味になっていたので、
ちょっとでも涼しげな場所を求めて「三波石峡」に立ち寄ることにした。

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この道が旅情派的で良かった。

眼下にはエメラルドグリーンの川が流れて進むにつれて木陰も多くなり、
しばらくの間は気分良く走ることが出来ていた。

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終点が近づくと「下久保ダム」が見えてきた。

あの向こうには「神流湖」があるが、
高低差を考えるとこちらに来て正解だったと思われる。

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そして、「三波石峡」に到着。

ここに至るまでも遥か崖の下には大きな岩が幾つもあり、
存在感を示しながら自然美を作り出していた。

blog_pic1770.jpg

下に降りれる道が設置されていたので間近で見てみたい気持ちもあったが、
かなり降りる必要があったし、時間もそれほど余裕があるわけではない。

今回は残念だが、上から眺めるだけで辿ってきた道を戻ることにした。

blog_pic1771.jpg

R462に戻って一旦通り過ぎていた「道の駅おにし」で休憩。
車では何度か訪れたことがあるが、自転車で来ることになるとは我ながらビックリだ。

しかし、暑い。時刻は13時前。
しばらく日陰で体を休めたが、帰りは大丈夫かなぁ・・・

・・・って、全然大丈夫じゃなった。

鬼石からは長瀞に抜けるためにr13を利用したのだが、
直射日光を浴びながらの登坂でヘロヘロ度合いが加速し、やっとの思いで「杉ノ峠」を通過。
出牛を経由してR140に出るものの寄居方面に進む道は向かい風。
暑さと向かい風で体力を消耗し、折原付近のお店でアイスを買ってオーバーヒートを防ぐ。

折原から裏道に入ってもペダルに力を伝達出来ない。
ただ進む努力をする状態が続き、ヘロヘロ度合いはMAXに近づいていた。

blog_pic1772.jpg

14時半過ぎ、なんとか「道の駅おがわまち」に辿り着き、いつもの場所でドリンク休憩。

コーラの炭酸で救われた。
15分ほど休むと不思議なほどに体が楽になり、帰路は越生経由で帰ることにした。

blog_pic1773.jpg

で、さらに少しだけ寄り道してBaffiへ。
時間は16時前だったが、相変わらず人気があるお店だ。

ちなみに「さやまかおり」というお茶ジェラートがあったが、3人ほど前で売り切れた。
そんな訳で今回は「バナナミルク」と「マンゴーシャーベット」にしてみた。
もちろん風味豊かで美味しかったし、火照った体が冷やされていく。

夕刻になって日差しも緩くなり、その後は一気に家まで駆け抜けた。
17時帰宅で終了したが、厳しかったぁ〜

-----
走行距離:175.7km
(X-LIGHT年間累計:3491.4km)


この記事へのコメント
あの蒸し暑い中、陣見経由で鬼石ですか。
流石です。
Posted by 3K at 2006年09月10日 20:20
あっ!最後の写真。
この形はこの前案内してもらったジェラートですか?(うまそ〜)
Posted by パークラ at 2006年09月10日 20:28
>3Kさん
予想外にお会いできて嬉しかったです。
言った手前、なんとか鬼石方面まで走ってきました。

>パークラさん
そうですよ〜、この前とは色々と違うものがありましたよ〜
行く度に新しいものが見つかるので楽しみです。
Posted by きーじぇい at 2006年09月10日 20:54
いやぁ…この暑さを全く感じさせない行動力ですね。
鬼石まで行ったら、日帰りぶどう峠も目の前ですね。(笑)
Posted by らんた at 2006年09月10日 21:15
鬼石って自転車で行くところだったんですか^^;
私は近所でお茶を濁しました(笑
Posted by テツ at 2006年09月10日 21:40
>らんたさん
本日は暑さが堪えてヘロヘロになりましたよ〜
私はヘンタイ構成員じゃないので日帰りぶどう峠は有り得ませんって(^^;

>テツさん
自転車で行ける距離ですよ。
但し、暑い日はやめておくことをお勧めします(^^;
Posted by きーじぇい at 2006年09月10日 23:37
未知の駅の反対側の蕎麦屋に単車でよく行きました(^^)v

゚(∀) ゚ エッ?自転車で行ったんですか・・・
Posted by ウズラ at 2006年09月11日 00:01
向かいの蕎麦屋さんは待ち行列が出来て大変賑わってましたよ。

車だと遠いなぁと思ってましたが、自転車のほうがなんだか近くに感じましたよ。
不思議なもんです。

Posted by きーじぇい at 2006年09月11日 00:46
あの暑さ中、随分走りましたねぇ。
やっぱりヘンタイですかぁ?
Posted by 赤いワニガメ at 2006年09月11日 14:50
いやいや、ヘンタイな方々の足元にも及びませんよ。
私にはこれ以上走ったらダメという理性がありますもん(^^;
Posted by きーじぇい at 2006年09月11日 17:33

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