2006年11月17日

林道探訪 追憶編19

■東秩父方面(2003.07.27)

◆軽めのツーリング
前日までは曇り予報だったため期待せずに朝を迎えたが、
ありがたいことに太陽の輝きが眩しい。
これも神通力のなせる技かと自己満足に浸りながら、ジワリとアクセルを踏み込む。

いつもと違って今回は子供たちも車に乗り込んでおり、
夏休みのラジオ体操で早起きしたせいもあるのかテンションが高い。

集合場所に向う朝の道は順調に流れており、次第に無線の声が届き始めた。
東秩父村〜都幾川村に掛けて同行するのは全部で5台である。

AM9:00頃、道の駅おがわまちを出発。
本日は軽めの林道ツーリングで、お昼にくるみそばを食べるのが目的であった。

◆林道御堂笠山線
まずは林道御堂笠山線を目指すため、「和紙の里」に向ってr11の進路を取る。
手すき和紙は土佐紙や美濃紙と並んでこの辺りの特産品らしいが、
いかんせん知識に乏しいために、これ以上のことは書けない。

夏祭りの竹飾りで賑わう町の中を進み、「和紙の里」を越えてからは左手に坂を登る。
老人福祉センター横の起点には「2km先で工事中」と看板が立っていた。
但し、この看板は道路脇に寄せられており、進路は開いていたためそのまま入線する。

blog_pic2086.JPGblog_pic2087.JPG

しばらくアスファルトの道を綴った後、いよいよダートへ。
ここ暫く雨天が続いていたせいか水が少し浮いたような路面となっているが、特に問題はない。
但し、路肩に定期的に打たれた杭が近々の舗装工事を予感させるものとなっていた。

大きくS字を描いた部分から勾配の角度がついてくる。
そして、ここから景色も開けてくると思った矢先、目の前をユンボで塞がれてしまった。
完全に崩落しており、平日は起点の看板通り修復工事がなされているのであろう。

仕方がないが一旦引き返してセメント工場脇の道を通って萩平の集落に向う。
途中のT字路では右に進路を取れば2本目予定の林道萩平笠山線へ進むことになるが、
時間に余裕があるため、
左に進んで先ほどの林道御堂笠山線を反対側から入線することにした。

blog_pic2088.JPG
 
そして、峠付近で小休憩。ここからは秩父高原牧場方面の視界が広がっており良い感じだ。
崩落地点までまだ進むことは可能であったが、広くなっているこの地点でUターンとなった。

◆林道萩平笠山線
先ほどのT字路をやり過ごしてしばらく進み、その先にある萩平笠山線に向って左に折れる。
最初のうちは木漏れ日を感ずる林道であるが、だんだんと開放的な雰囲気が漂い、
遠くの稜線が幾重にも重なり始めた。

空には長梅雨で忘れかけていた夏の青さと白い雲が広がってきた。
そう、これが7月末の本来の空なのである。気温もジリジリ上がってきたのを実感する。
強い陽射しに眩しく反射する路面を踏みしめ、さらに高度を稼いでいく。

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そして、皆さんをお連れしたかった広場に辿り着いた。
ここは絶好のロケーションであり、心地良い高原のような爽やかな風が吹く場所でもあった。
予定通り、ブレイクタイムとなり美味しいコーヒーをご馳走になった。

子供たちもすっかり打ち解けたようで広場で遊びまわり、
大人たちはいつもの調子で楽しい話をしながら、小一時間ほどまったりとした。

ふと目についた植物の高さにレンズを合わせてみると、
小さな絵の中にまた違った雰囲気で遠くまで澄み渡った世界を感ずることができた。

blog_pic2091.JPGblog_pic2092.JPG 

ブレイクタイム後の進軍で最初にときめかせてくれたのは、かわいいキノコたちである。
茶色い帽子を被って楽しく踊っている様が100メートルほどに渡って続いていた。
時期を外れると出会うことのなかった光景であろう。

美しい切り通しを越えると七重峠に辿り着いて林道の終点を迎えた。
この林道は全体的にフラットな路面で走りやすく、秩父の山容を味わえる心地良さがある。
また、距離も5kmほどあってシーズン中はいつでも楽しめる林道と言えよう。

◆林道栗山七重線
前回訪れた時は七重峠を右に折れて県道に向って下りていったが、
今回は栗山七重線を走るために左へ進路を取る。

blog_pic2093.JPG

ここからは谷沿いの道で眺めはなかなか良くて、眼下にダートらしい道を発見。
ほどなくして鋭角に曲がるダートを確認し、全車が揃うまで待機する。
サイドミラーに映った青空がなんとも清々しい。

そして一気に谷底まで落ちる感じで先ほど見えていたダートまで降りていく。
もちろん可能な限り低速であるが、この感覚はちょっと嬉しい。

blog_pic2094.JPGblog_pic2095.JPG
  
助手席の窓からは遠くの風景を望むことができた。
色彩のグラデーションが奥行きのある絵を作り出していた。
萩平笠山線の広場もそうであったが、秩父の林道は景色を楽しめて良い。

路面はフラットでそこそこ広く、空と谷を感じながら走る林道と記憶しようとしたところ、
突如として鬱蒼とした林道に変わった。
左右からは草が飛び出し、上からは枝が降りている。
幅員にも余裕がなくなってきたが、決して嫌な気分にはならずむしろ好印象であった。
無線からも同様の言葉が聞こえてくるのでひと安心だ。

木漏れ日のトンネルの中をゆっくり下っていくと大きな分岐が現れた。
一旦、右に進むがさらに鬱蒼とした雰囲気がどこまで続いているかわからなかったので、
今回は素直に戻って栗山七重線の本線を終えることにした。

◆やなぎや
お昼は「やなぎや」と決めていた。
同行者の面々がくるみそばに興味があり、私自身も久しぶりに味わいたかったのである。

栗山七重線を出てからはいくつかの峠越えで秩父の市街地を目指すことになる。
白石峠付近ではパラグライダーで空を舞う人達の姿を横目に見ながら、
九十九折の道を進んでいく。そこからは定峰峠経由で秩父の市街地を目指すことにした。  

時間は13:00過ぎ。「やなぎや」の駐車場に都合良く全台停めることができた。
注文したのは「くるみそば大盛り(850円)」である。
くるみ汁は独特の風味があり、やはり旨い。
コシのある田舎蕎麦との絶妙の絡みを楽しんだ後のそば湯がまた格別である。
まろやかな味わいはなかなか他では楽しめないものであった。

◆帰り道
昼下がりの午後、「やなぎや」での食事を終えてR299を走っていた。

軽めの林道&くるみそばという目的を無事に果たしたので現地解散を予定していたが、
何故か5台とも連なって走っている。

約1.5時間後、我々はとある場所にてモーグルと戯れていた・・・
そう、急遽ぷちクロカンを楽しむことになっていたのである(^^;

たまにはこんな感じで楽しむのも良い。
クロカン初心者の方には林道とはまた違う面白さを感じてもらえたことと思う。
しばらく遊んだ後、一足先に失礼したが無線からは残った面々の声が響いていた。

我が家に向う夕刻の道、後ろの席では子供たちが満足げな顔でぐっすりと眠っていた。
今日のことは夏休みの1コマとして日記に書いてくれるかな?


posted by きーじぇい | Comment(4) | TrackBack(0) | クルマ関連 |

この記事へのコメント
> これも神通力のなせる技かと

遠い目でチトワラタですよ♪
Posted by えーと、通りすがりってことで at 2006年11月17日 21:46
四駆時代の私を知っている方ならおわかりですね。

当時、クロカンでは降水確率10%でも度々雨を降らせ、
反面、旅情派の時は降水確率90%でも降らせることは無く極端でしたからね。
Posted by きーじぇい at 2006年11月17日 22:56
家族にはまだくるみそばを食べさせてないので、折を見て連れて行きます。
あれは忘れられない味ですねぇ。。。
Posted by ハラダ at 2006年11月18日 00:13
うちもあれ以来「くるみそば」は食べてないですねぇ。
自転車では何度か近くを通過しているんですけど。

う〜ん、そんなことを考えたら無性に食べたくなってきました。
Posted by きーじぇい at 2006年11月18日 20:19

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