2007年02月02日

林道探訪 追憶編25

■午後の奥多摩(2004.06.19)

◆奥多摩方面へ
本日は幼稚園の参観日。運動場で親子体操を楽しんだが、朝から陽射しが厳しくて参った。
帰宅後ひと一息つくものの、暑さが篭った家の中に居るだけで疲れが溜まっていきそうだ。

振り返れば、2ヶ月ほど林道から遠ざかっている。
そして、季節は梅雨に突入。
ここしばらくは長雨も中休みとなっているが、木々にとっては日毎に緑の濃さが増す時期である。

そんなことを考えているうちに、避暑を兼ねて何処かに出かけたくなった。
お昼時であったが、家族からも賛成の返事を得て奥多摩方面を目指すことにした。

◆林道大丹波線
林道ツーリングに昼から出かけるのは珍しい。
とりあえず、昼飯は途中のコンビニでおにぎりを購入して適当に車中で済まし、
吉野街道を走る頃には時計は既に13時半をまわっていた。
涼感を求めて、今回は梅沢橋から川井の交差点をそのまま北上してr204に入ることにする。

お気に入りの店である「釜飯なかい」を通り過ぎてしばらく細い道を進むと、
林道真名井線に渡る橋があるが、まず1本目は林道大丹波線を目指すことにした。

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渓流沿いには幾つかのキャンプ場が連なり、水辺は何組かのグループで賑わっていた。
この周辺は樹木の日陰が多く、清らかな水との融合でひんやりした空気が漂っていた。

その先に進むと、急に人の雰囲気が無くなり手付かずの山道に様相が変化する。
両端から夏の草が迫り出してくる舗装路を掻き分けるようにして登っていくと、
突然、「大丹波へリポート」と書かれた錆付いた看板が現れた。
災害避難用のためであろうか?こんな山深い場所に存在しているとは興味がつきない。

ほどなくして待望のダートに入り、四駆にシフトした。
登山道ポイントの看板にはツキノワグマが生息している旨の注意書きが記されており、
東京都にも豊かな自然が残されている証拠であったが、同時に緊張気味にもなる。

視界には緑色に包まれた世界が広がり、久しぶりの感覚に嬉しくなった。
ただ、道は少々荒れ、ほとんどが狭路なので複数台数での入線は好ましくないだろう。

blog_pic2284.JPGblog_pic2285.JPG  

ダートが始まってから2kmほど進んだ辺りで崩落による通行止めに遭遇した。
あと少しでピストンの終点だったと思われるが、まぁ仕方がない。
車を降りて暫く涼しい空気に触れてから引き返すことにした。

ちなみに、この大丹波線のダート部分は全くといっていいほど展望が開けない林道である。
どちらかといえば、走っていても面白味を感じることは少ない。
これがまた紅葉の季節などであれば違った趣があるかもしれないが・・・

再び舗装路に戻り、細い道を一定の速度を保ちながら下っていく。
道幅が少し広くなった場所では前方の景色が印象的で谷底からの風が舞っていた。

◆小休憩
今回の目的が避暑だったこともあるが、渓流沿いの雰囲気がなんとも心地良い。
キャンプ場より少し上流、苔むした石橋の下に降りる場所があったので小休憩を取ることにした。

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川底の石がはっきり見える透明な水を両手ですくい、期待していた冷たさに喜びを感じる。
落ち着きのない小さいな魚たちはまるで鬼ごっこをしているかのように追いかけまわり、
瑞々しい水辺の草や花は岩場に彩りを添え、蝶たちは羽を休めている。
子供たちも普段は味わえない場所に居ることを喜んでいた。

我々がのんびりしていると、熟年の夫婦や二輪のグループ連れも降りてきた。
あまり、人の存在感を示す場所でもない。
入れ替わるようにそこを譲って次の林道に向かうことにした。

青空を見上げると、気のせいか少し前より空が高くなったような気がする。
もうすぐ本格的な夏の到来だ。今年は暑い夏がやってくるのであろうか。

◆林道真名井線
ピストンの大丹波線を戻り、先ほど通り過ぎていた分岐点の真名井橋まで戻ってきた。
ここには「ちわき450m」という大きな看板もあるのでわかりやすいだろう。

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橋を渡って右折すると、そこからはすぐにフラットダートの路面が顔を出し、
清流の匂いを感じながら走ることができる嬉しい林道だ。
なんとも言えないしっとり感が続く贅沢な道をゆっくりと進んで行く。

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高度が上がるにつれて目線より低くトンビが飛ぶようになり、所々で展望も広がる。
大丹波線とは違ってこの林道は走っていて楽しい印象だ。

途中で崩落が整地されたような跡が何箇所かあったが、総じて走りやすい。
そうそう、真名井線にもクマ注意の看板があったことを書いておこう。
もちろん遭遇はしたくないのだが、心のどこかで遠めに見たい気がしたのも確かである。

しばらく気持ち良く登っていると、断続的に簡易舗装された路面となってきた。
そう、ここは今もなお延伸している林道で、行く末は大名栗林道と繋がる噂も聞く。
地図で確認してもらえたらわかると思うが林道好きにとっては素晴らしい話だ。

その後、標高900mほどで現時点での終点に辿り着いた。
10台ぐらいは余裕で駐車できそうなスペースがあり、ここで暫く小休憩。

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さてと、約5kmのピストンを下ることにするか。
上りでは気が付かなかった景色が楽しめるのがピストンの良さであり、
できる限りの低速を維持しながらゆっくりと進んでいった。

そんな時、ず〜っと先に一瞬動くものが見えた。
気のせいかと思ったが、よく見てみると緑の葉の向こうに茶色いものが隠れていた。
「あっ、シカだっ」と小さく叫び、家族にも知らせながら慌ててカメラを手にする。
その瞬間、谷のほうに姿を消してしまったがピンボケながらもなんとか間に合った。
クマではなく、ちょっと嬉しいシカとの遭遇であった。

真名井線を走り終えて、次の行程を考える。
時計を確認すると16時を指すところ。日が落ちる前にもう1本走ることができそうだ。 
# r204沿いには蝉沢線もあるが極短のピストンなので今回はパスとした。

◆林道寸庭線
次に向かうのは林道西川線。鳩ノ巣渓谷近くのピストン林道である。

・・・と、そのつもりで川井の交差点を右折して奥多摩湖方面に進路を取ったのだが、
途中、ナビに記された寸庭の集落に下りる道に興味を惹かれて急遽予定変更。

何気に寸庭線の名前を思い出したのだ。
寸庭川沿いに山を登る道に検討をつけて車を進めると、迷うことなく起点を発見できた。

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すぐにダートが始まり、緩やかな傾斜が続く木漏れ日のトンネルを楽しむ。
幅員は狭いが、路面はフラット。傍らの野いちごの赤色が小さなアクセントだ。

小さな橋を渡って川沿いから少し離れると、勾配を稼ぐようになるが、
しばらく走って簡易舗装となった場所で突然の終点を迎えた。
山葵の世話をする方の連れの柴犬が不思議そうな顔でこちらを見ていた。

約2kmの来た道を戻り、寸庭の集落から吉野街道に出ると、17時過ぎ。
陽射しはすっかり優しくなり、家路に向かう。

◆帰り道(コタン)
いつもなら必ずと言っていいほど、「へそまん」に立ち寄る我が家であるが、
夕飯の時間が近づいていることもあり、今回はそのまま素通りした。
そして、せっかく青梅市内に居ることだし、以前から気になっていた店の探索へ。
大盛りで有名な「コタン」である(※2006年6月末で閉店)。

店に着いたときはまだ準備中(18:30〜)だったので道路向かいの駐車場にて待つ。
カウンター8席、テーブル1席の小さな店であるが、料理はとにかく凄いらしい。
一番乗り後、色々なサイトで見てきた驚きの「から揚げ定食(大盛り)」を注文。

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そして、15分後、、、目の前にはツインタワーがそびえ立った(^^;

2合半の白飯はてんこ盛りという表現を超え、
拳大のから揚げは崩れ落ちんばかりに何個も積まれており、笑うしかなかった。
お決まりの一枚を撮ってから、家族の応援を受けて食べ始める。
濃い目のカレー味のから揚げは白飯との相性も良く、最初は順調に進む。
 
しかし、20〜30分後、、、限界が見えてきた。

無理すれば、もう少し頑張れたがこれから家まで運転しなければならない。
結局、から揚げ1個とキャベツが皿に残り、箸を置くことになった。

お腹一杯でここからの帰路が辛かったのは言うまでもない・・・


posted by きーじぇい | Comment(0) | TrackBack(0) | クルマ関連 |

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