
埼玉は天気が不安定みたいだし、信州に呼ばれた気がして自転車積んで朝4時過ぎに家を出る。
というわけで、今回は「分杭峠」へ・・・

デポ地に向かうために諏訪I.Cで降りて「杖突峠」経由のルートを選ぶと、まさかの霧雨状態。
この先も大丈夫かと心配になったが、結局ここだけ。
高遠方面に下り始めて程なく青空広がる景色に切り替り、風情あるR152(杖突街道)に心が弾む。
8時前に「道の駅 南アルプスむら長谷」に到着し、ここからは自転車でR152(秋葉街道)を辿る。
「分杭峠」に通ずる登坂は市野瀬の集落を過ぎた辺りからだが、
そこには瀬戸峡(三峰川)への分岐もあり、四駆時代の野営ポイントが懐かしい。

さて、本格的に登り始めてから3kmほどは9〜10%程度の勾配がずっと続いていて、
九十九折が出てくるまで耐えなければならない。
途中で駒ヶ根方面からのr49と合流する「中沢峠」を通過し、そんなこんなでピークに到着。
標高1,424mということで肌に感じる空気が心地良い。
また、ここにはゼロ磁場のパワースポットがあり、今では多くの人が訪れている。


峠の先は長〜い下り・・・ってことで、ここを境に大鹿村に入る。
すぐに「鹿塩川」が現れて良い雰囲気の中を下っていくのだが、
高地に育つ木々の間を流れる川には生命の営みのようなものを感じるわ。

大鹿村の生活エリアを通過していく。
埼玉とはスケールが違うというか信州の景色には懐の深さがあるような気がするな。
15kmほど下ってきて、村役場がある分岐でr22〜r59方面に進路を取って「小渋狭」の中川村へ。
そのままR152を進んでいけば「地蔵峠〜しらびそ峠〜下栗の里(日本のチロル)」と楽しめるが、
いずれその機会を設けたい。

「小渋ダム」を通過し、この後はr18で北上する。


リンゴはまだ青々としている。
r18はローカルなルートで所々で林道のようになりながら眼下に天竜川を見て進んでいく。
中央アルプスには白い雲が掛っているのが残念であるが、夏色の景色は楽しめた。
その後は地味に足にくる「火山(ひやま)峠」を越え、高遠を通過してデポ地に戻ってきた。
着替えて再びクルマに乗り、昼飯を食べて帰ろう。


駒ヶ根&伊那のエリアに来たからには「ソースカツ丼」は外せない。
以前から寄りたいお店が幾つもある中から、今回は伊那北の「たけだ」を選んで入店。
メニューから「お得ソースカツ丼(200g:1,100円)」を注文し、迫力のビジュアルに万歳三唱!!
更にボリュームあるジャンボ(250g)も見てみたかったが、最近は食が細くなったので・・・(^^;
分厚いロース肉のカツは歯切れも良く、ソースの味がしつこくないのが嬉しい。
●たけだ 長野県伊那市山寺234-3 Tel 0265-72-0100 11:30〜14:00 17:00〜21:00 水曜定休(祝日の場合は翌木曜が休業日) |
14時過ぎに伊那を発ち、その後は辰野から「有賀峠」経由でR20に出て諏訪南I.Cにて中央道へ。
お決まりの渋滞に巻き込まれながら、19時前の帰宅で旅情派活動はおしまい。
やっぱり、信州はええなぁ。
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FOIL: 83.9km
滋賀も連日猛暑日が続いており自転車活動に大きな壁が…(^^;
新しいカーボン車はどうですか?
また素敵な風景写真を楽しみにしています(^^)
自分も先日のキャンプ帰りに、佐久で食べてきました。
この記事で思い出して、また食べたくなりました。
信州って清々しくて山も綺麗でいいですよね。
何度も足を運びたくなります。
この暑さはホントどうにかして欲しいですね。
関西在住時に自転車乗っていたら滋賀も絶好のエリアだったと思います。
新しいカーボン車についてはまだまだ弄ばれています(^^;
>サトシさん
伊那や駒ケ根ではソースカツ丼のお店が多くて立ち寄る1軒を決めるのに迷います(^^)
信州は広いので地図を眺めながら山あり谷ありのルートを色々考えるのも楽しいですね。
大鹿村には友人の実家があって
1週間、ずぅぅっと釣りしてたし
蜂の子の甘露煮で・・・毎朝、元気になって困ったことや
伊那北から高遠、杖突峠を越えて茅野まで
絵島・生島の物語に傾倒してたでし
だるま市や花見でも何度行ったことが
あぁ〜ソースかつ丼・・・くひたひぃ〜
大鹿村の構造線博物館は、印象に残っています。
大鹿村のような素敵な場所に1週間も滞在されていなんて羨ましい。
今回は時間の都合で景色だけ楽しみながら通過しましたが、
ジビエを提供されるお店もあったりして寄りたかったですよ。
そして、ソースカツ丼も・・・又くひたひぃ〜w
>アンプ犬さん
構造線博物館を観る前に交差点を曲がってしまったので残念。
ここで知識を蓄えてR152を走ると更に興味深くなりそうですね。
分杭峠のゼロ磁場も体験してみたいです。