
青空は昨日楽しませてもらったので、今日は雨さえ降らなきゃ良いわ。
・・・なんて思いつつ、ドライブついでに自転車積み込んで上野村方面に出掛けてみることにした。
朝飯食べ終わるまではロードによる登坂メインも検討していたが、最終的に選択したのはミニベロだ。
つまりは、のんびり活動を求めたわけ。
そんな感じでデポ地には9時20分頃にやってきて、ゆるゆると漕ぎ出した。

進んで暫くの間は青さが残る空だったけど、次第にお日様はストライキへ。
写真にはうまく撮れないが、灰色の空に包まれた山間部の雰囲気は決して嫌いじゃない。
久々に訪れた上野村では静かに時間が流れ、何気なく国道から外れて旧道に入ってみたり・・・

んで、国指定の重要文化財である「旧黒澤家住宅」で旅情派ポイントを稼いでいこう。
上山郷の大総代を代々務めていた旧家であり、立派な二階建て切妻造りとなっているが、
何より"板葺石置屋根"が素敵で置かれた石に萌えるわぁ〜w


木の板は栗の木が使われており、それが飛ばないように川の石が重石として並べられている。
ちなみに、「旧黒澤家住宅」の屋根に使用されている割板は、
展示されている実物を一束として換算すると千百束、また押さえの石は約三千四百個だそうな。
今でも長野県には現役の石置屋根の風景が残る場所があるらしいが、いつか訪れてみたいものだ。
尚、川の対岸には枝垂れ桜で知られる「中正寺」があり、青々とした葉(TOP写真)を撮っていくw
# 桜が咲いている時期は他の場所を優先してしまうため、なかなか来れないのよ。


さて、折り返してちょうど良い時間となったので「cafe yotacco(よたっこ)」でお昼を頂くことにした。
「道の駅 上野」の斜め前辺りにあるのだが、築130年の養蚕家屋を再生されていて素敵なんだわ♪
カフェの看板が無ければ、ホント昔ながらの農家だもんね。
お店の詳細はHPを参照頂くとして、メニューから選んだのは「よたっこ畑のお昼ごはん(950円)」だ。
自家栽培の小麦や大豆を中心に地場産の材料が使われており、麦味噌や醤油なども手作り。
見た目と共に食した味からも身体に優しいことが伝わってきたよ(^^)
# トチの葉で包まれた「つとっこ(上野村の郷土料理)」の中身はこんな感じ。
●cafe yotacco(よたっこ) 群馬県多野郡上野村勝山192 Tel 0274-59-2023 12:00〜18:00 土日に営業(カレンダーで要確認) |
店主も自転車には縁があるということで、ご馳走様の後は少しお話しさせて頂いてから失礼した。
スマホに雨雲接近の知らせがあった通りデポ地に戻る途中で空が泣き出したものの、
路面やウェアがしっとり濡れるほどではなく、暑さよりは寧ろ好ましかったりなんかして。
まぁ、クルマに乗り換えた後はそこそこ降ってきたのでタイミング的には良かったか。
帰路は空いている道(=自転車で走り慣れた道)を選びながら16時過ぎの帰宅でおしまい。

それにしても、下久保ダムの貯水量はヤバイね。
首都圏1都5県の水源である利根川上流の8ダムを潤すようなまとまった雨が降りますように。
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F-20R:43.1q
上野村、国道からちょっと入れば旅情溢れる場所が点在していてポタリングが愉しめますね。
ニャンコのいる夏の風景を探して、拙も久しぶりに上野村ライドに行きたくなりました^^
来年は優先度を上げてみようかとたった今思いましたよw
四駆に乗っていた頃はダートを求めてこの地をちょくちょく訪れていましたが、
時が経ってまた違った楽しみ方をしているのは幸せなことなのかもしれません(^^)