
容赦ない暑さに対して抗うようなことはせず、自転車活動は午前中にちょっとだけ楽しむことにする。
でも、せっかく乗るのなら早朝から出掛けて旅情派な場所に行ってみるか。
就寝は零時をまわっていたが、朝4時のアラームに即座に反応してミニベロ積んで5時半に家を出発し、
ガラガラな道路を辿って足利学校近くの無料駐車場には予定より早く着いたわ。
そして、名草地区を目指してのんびり漕ぎ出した。
市街地を抜けて青々とした田んぼ風景を通過しながら「藤坂峠」に至るルートに入り、
程なくして現れる「厳島神社」の赤い鳥居が目的への入り口だ(ここから徒歩で400mの急坂を登る)。

2つ目の鳥居が見えてようやく神社に到着。
ちょうど巨石群の文字に陽が当たって照らされている。
ちなみに、名草の「厳島神社」は足利七福神めぐり社寺の一つで弁財天が祀られているそうな。

鳥居をくぐった先には「弁慶の割石」があり、見事な割れ具合(小さく写ったが、高さは2mくらい)。
で、その先の石段を上がれば、TOP写真の境内となって石の上に拝殿が建てられている。
これらの巨石は花崗岩であるが、胎内くぐりの看板がある「御供石」は特に大きくて11mほどの高さ。
# 人との比較はこんな感じだ。
尚、この場所は「本殿巨石群」となっており、
更に10分ほど登れば「奥宮巨石群」があるので水気を帯びた山道を進んでいく。


立体的だった「本殿巨石群」に対して、平面的な広がりを見せる「奥宮巨石群」もなかなかの雰囲気。
元々は沢だったのか長い年月を掛けて水に洗われた石の表情は丸みが生じているが、
山の中に巨石が溜まっているのは不思議に思えてくる。
旅情派ポイントを稼いだところで引き返し、周辺の峠巡りはまた別の機会に計画しよう。

市街地に戻る途中、なんだか立ち止まりたくなって一枚。
この後はデポ地を一旦通過して、「渡良瀬橋」を渡って「野洲山辺駅」近くのお店へ行ってみる。
帰り道にクルマで寄っても良かったが、理由は自転車のほうが確実に停めれるからw

昔ながらの趣がある「三船屋菓子店」で、この時期はかき氷を求めて入れ替わり客がやってくる。
種類が豊富だし、とにかく安いのが魅力だわ(他にアイスキャンデーや最中アイスとかもあるよ)。
一番安いかき氷はイチゴやメロンの240円からあり、一番高いやつでも500円。

というわけで、今回はフラッグシップの「特選宇治金時ミルク」を注文(自分で紙に書いて渡す)なり。
ふんわりな削りと冷たさの中に和菓子屋さんならでは優しい味わいがあって旨い!!(^^)
自家製の小倉あんは中に沢山隠れているよん♪
●三船屋菓子店 栃木県足利市借宿町316 Tel 0284-71-2080 9:00〜20:00 水曜定休 |
寒い時期に提供されるたい焼きも名物であり、夏も冬もありがたいお店なのである。

足利エリアは他にも色々行きたい場所があるわ。
デポ地を出た後の帰路もスムーズに流れ、適当な昼飯を済ましながら14時帰宅でおしまい。
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F-20R:32qくらい(途中でサイコンがご機嫌斜め)