
天気が安定せず予報に振り回されることも多いが、この土曜日は晴天が期待出来るので朝4時に起床。
せっかくの旅情派日和を楽しむべくお初の場所に行ってみよう。
「粕尾峠」まで脚を伸ばすかと思い立ち、家を出てちょうど2時間後に鹿沼市のデポ地に到着なり。
元々は足尾側からの登坂が気になっていた峠であるが、
デポ地に戻り易いよう今回は粕尾地区スタート〜粕尾峠〜古峰ケ原街道・・・という一周ルートを選択。
ちなみに、先月は妻有対策で鉄ばかり乗っていたため炭に跨るのは1ケ月ぶりだ。

というわけで、暫くは思川沿いを進んでいく。
川の流れと道路の高低差がそれほどないせいか、なんか良い感じの気持ちになれたわ。
そのうち徐々に勾配を感じるようになり、気が付けば10%以上が続いたり、なかなか楽しませてくれる。

「バンガロロ山ノ神入?」
そんなルート途中に↑の看板があり、瞬時には何て書いてあるのか理解出来なかったりなんかしてw
正解は「山ノ神バンガロ入口」なのね。
で、この地点から少し進むと急に林道っぽい雰囲気に変わり、カーブ毎に番号看板が立っていた。
尚、カーブ1からの勾配は拍子抜けするほどとても緩くなり、峠までは心拍に優しい区間が続いたわ。

大雨の影響で何ヶ所も水が流れ出ている路面を通過しつつ、
カーブ37の看板を最後に「粕尾峠(標高は約1,100m)」まで登ってきた。
展望は無いので、「古峰ケ原」方面に向けて右を選択すると、ありゃりゃまだ登っていくのか。
結局、高原の雰囲気を感じながら1,200mを越えて(前日光牧場まで行ったら1,300m)から下りとなり、
こっち側のほうが勾配はキツイな。

林道っぽい雰囲気が急に開けたと思ったら、「古峯神社」が現れた。
ここは別名「天狗の社」とも言われるように天狗と烏天狗が祀られており、素通りする訳にはいかない。
本殿内にも色々と天狗にまつわる奉納品が数多くあり、
その中でもTOP写真の天狗の面は江戸時代に作られた欅の一刀彫でとても大きくて威圧感が凄い。

そして、天狗が描かれた御朱印も素敵。
書いて下さる方によって色々なバリエーションがあって、頂くまで何が描かれるのかわからないとか?
敷地には日本庭園の「古峯園」もあり、紅葉の時期は特に良さげだな。
さて、再び漕ぎ出して「古峰ケ原街道」を辿っていくが、今度は大芦川の綺麗な流れが横目に入る。
すれ違うサイクリストも多く、こちらの方にとってはメジャーなルートなのかな?

11時半を過ぎた辺りで「里山カフェ chiki」近くを通ったので、今日のランチはこちらに決定。
店内には古民家の名残りがあり、落ち着く空間だ。
ところで、「古峰ケ原街道」沿いで見掛けた色々なお店にも同じ自転車マークの看板が置かれていたが、
鹿沼商工会議所の創立70周年記念事業として整備されており、自転車乗りには有り難い取り組みだね。


3つの選択肢があるランチメニューの中から「本日のパスタランチ(1,200円)」をオーダー。
お洒落な前菜3種を頂いた後はメインの小エビとブロッコリーのトマトクリームパスタであったが、
これがメッチャ美味しくて思わずにっこり(^^)
ドリンクやデザートケーキも付いていて満足な気分でご馳走様♪
会計時にはお店の方からボトルに氷水を入れましょうか?と言って頂き、ご厚意に感謝である。
●里山カフェ chiki 栃木県鹿沼市下沢554 Tel 0289-78-4873 11:30〜16:00 水、木曜定休(不定休あり) |
その後は残暑を感じながらデポ地に戻り、予定通りの時間に帰宅して旅情派活動はおしまい。
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Tarmac:81.4km