同世代の方ならNHK連続人形劇で放送されていた「プリンプリン物語」はとても懐かしく思えるだろう。
小さい頃から「新八犬伝、真田十勇士、紅孔雀」も観ていたが、「プリンプリン」は特に面白かったな。
さて、そんなことを書き出したのは以前から立ち寄りたいと思っていた場所があきる野の山間部にあり、
本日がその機会となった次第。
ちなみに、東京は18日連続で雨が降っていたりしてこの土曜日も不安定な予報が出ていたため、
いつ雨雲接近の危険を感じても逃げれるようにデポを選択。
ただ、予報に反して朝から青空が頑張ってくれたのは嬉しい誤算であった。
ってことで、「深沢小さな美術館」に向かったのである。
武蔵五日市駅から美術館に通ずる道端では森の妖精ZiZi(ジィージィー)が所々で姿を現し、
山深い雰囲気の中に溶け込みながら道しるべとなっているね。
到着したこの美術館は造形作家・友永詔三氏の作品が展示されているのだが、
その昔に大人気を博した奇天烈な人形劇「プリンプリン物語」の人形美術を担当された方でもある。
「プリンプリン物語」は1979年4月〜1982年3月に放送(全656話)されていて、
3年間の間に500体もの人形を作られたそうだ(世界観が独特で子供心に惹かれたものだ)。
此処に来れば、その人形たちに会えるなんて、大人になった今でも・・・いや、今だからこそ嬉しい。
# 今年の7/5からBSプレミアムで再放送(毎週水曜日23:00〜)されており、もちろん欠かさず録画。
主要キャラその1。
ボンボン、オサゲ、そして、「予感です、予感がします」のカセイジン。
主要キャラその2。
怪人ランカーとヘドロ(あ、シドロモドロ撮り忘れた。代わりに花のアナウンサーが写ってる)。
主要キャラその3。
ルチ将軍の決めゼリフである「知能指数1300!」はめちゃくちゃインパクトあったなぁw
館内の他の展示作品も趣があるし、
庭では大きな錦鯉が泳いでいたりチョウザメの水槽もあったりして、それらを見るのもまた一興。
友永氏とその奥様も気さくな方で色々話をさせて頂けたし、とにかく素敵な時間だったわ(^^)
この後は檜原村方面に向かっても良かったが、
どっちにしろ戻ってくるならばと十里木交差点経由で養沢川沿いを辿っていく。
狛龍のある「養沢神社」まで登ってきてその脇から「林道 大岳線」に入り、
↑の沢を撮ってみたら1/2.5秒の手持ちでもブレておらず、E-M5の5軸手ぶれ補正はやはり強力だ。
まずはこのカメラに慣れなければならないけど、せっかく良いモノを手に入れたので腕を磨かねば・・・
# って、何年も同じこと言ってるし、磨いたらメッキが剥がれるだけかもしれないw
折り返した際、「Cafe 登々」というログハウス風の新しいカフェが出来ていたので寄っていこう。
久しぶりに訪れたエリアなので知らなかったが、今年の2月にオープンしていたそうだ。
# 場所は養沢センターの隣り。
食事メニューは「ランチセット(900円)」のみの提供となっており、それをオーダー。
自家菜園によるサラダと前菜に続いて、今月のパスタは「青じそと明太子」となっていた。
●Cafe 登々 東京都あきる野市養沢288-1 Tel 042-596-1517 11:00〜17:00 月、火曜定休 |
光源が宜しくなくて料理の写真が暗めになってしまったけど、優しそうなご夫婦のお店であった。
食後はデポ地に戻って家路を辿り、家の近所のコンビニに立ち寄ったらあっという間に雷雨の洗礼。
あと少しなら大丈夫と思ったのに、あまりに凄まじい雨で出るに出られなくて家に帰れず(^^;
# テーブル席が設けられたコンビニのため、待ち時間のコーヒータイムを作れたのは幸いだったわ。
38年ぶりの再放送を懐かしみながら観ているが、プリンプリンの声は石川ひとみ以外に考えれないなw
それにしても、NHKは今一度こういった人形劇をやらないものか。
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F-20R:51.8km