今年はまだ夏休みを取っておらず、せめて一日だけでも・・・ってことで気分転換のために昨日は年休。
青空の期待は出来ないが、秩父方面に向かって気ままな時間を楽しむことにしよう。
ロードにも乗らなきゃならんと思いつつ、最近はドライブ&ミニベロというスタイルになっている。
そして、この日も同様だ(猛暑日とか雨が心配とか、そんな理由を付け足しても良いけどw)。
旅情派ポタの原点に戻ったというか、これが「本当の自分」かもしれない。
そして、「本当の自分」と言えば・・・
映画「心が叫びたがっているんだ。(ここさけ)」の舞台がここ秩父の横瀬エリアであり、
県道11号の道沿いにはそのワンシーンで出てくるコンビニ前のバス停(フェイク)が設置されている。
ちなみに、アニメ版ではローソンだったが、
実際は旧やおうめ商店(モンマート)で本物のバス停は離れた場所にあって此処には存在しない。
# 「ここでは叫ばないでください。」という洒落っ気は結構好きだったりするw
さて、やってきたのは「寺坂棚田」。
9月半ば以降は真っ赤な彼岸花が畦を彩って雄大な武甲山とのコラボが素敵なスポットとなるが、
この時期はひと足先に白い彼岸花が見頃になっていた。
棚田に広がる稲穂のこうべも下がってきて、夏から秋への移ろいを感じる。
キアゲハが蜜を吸っているマゼンダのやつも数本あったけど、そちらはリコリスの園芸品種だね。
平日のせいか誰もおらずに一枚二枚・・・
今後来る時は、爽やかな秋空と赤い彼岸花、そして黄金色に輝く棚田の写真を撮りたいなぁ。
この後は、せっかくなので久々に「丸山林道」に登ってみるか。
デポ地の都合もあり、最初から半分だけ登って芦ヶ久保側に降りることにしていたが、
下山途中に「芦ヶ久保大観音(源寿院)」に寄り道なり(お寺前のコンクリ坂はかなりの激坂だわ)。
こちらの観音様は珍しいことに正座しているのだ。
尚、「道の駅あしがくぼ」付近からもこの観音様の姿は見えるのだが、ご存知だっただろうか?
で、国道に出た後はなんとなく横瀬駅に立ち寄って「ここさけ」の一枚。
たまたまアニメ版が放送された時に観たけど、こういうストーリーに弱い私だったりするのであるw
行く場所は決めてないもんだから、とりあえず適当に漕いでいく。
時々太陽の存在を感じながらも曇っているせいか気温ほどの暑さは感じなかったのは幸いだ。
R140を辿っていく最中、「憩いの店 うらうら」でお昼を頂くことにした。
店主によると本来なら12時開店のお店らしいが、日によっては11時半頃から開いていることも。
●憩いの店 うらうら 埼玉県秩父市荒川上田野82-6 Tel 0494-40-0017 12時〜20時 不定休 |
お品書きはこんな感じで「鳥かつ丼(700円」に決定したが、
わらじカツ丼のタレを使ったいわゆるタレカツで、とにかく鶏肉がめっちゃ柔らかくて美味しかった(^^)
ご馳走様の後は小鹿野経由でデポ地に戻るつもりで進んだものの、
なんだか雨の匂いが風に混じってきたため、「三峰口駅」までやってきたところで折り返した。
「ここさけ」だけじゃくて「あの花」も・・・w
最後は市街地をぶらぶらしながらデポ地に戻って自転車活動はおしまい。
というわけで、有意義な休日でリフレッシュになったし、これからも行き当たりばったりの活動を楽しもう。
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