2005年02月25日

栗よりうまい十三里

川越の特産品といえばサツマイモです。

blog_pic137.jpg

「栗よりうまい十三里」という口上もあり、味の良さをうたわれております。

さて、十三里とは大江戸日本橋から川越札の辻までの距離が十三里。
つまり、昔から江戸庶民の間では距離と味を洒落た言葉でもじって
「栗(九里)より(四里)うまい十三里」ともてはやされておりました。

歴史的な背景を少し書いておくと、
8代将軍徳川吉宗がサツマイモの栽培を奨励したのがきっかけで、
現在の埼玉県で栽培が広がりました。
その後、10代将軍徳川家治に川越城主の松平大和守がサツマイモを献上したところ、
色の美しさと味の良さから「川越イモ」という呼び名が起こりました。
以降、埼玉県産のサツマイモの代名詞として使われるようになったそうです。

川越の町を歩くと所々で焼き芋を楽しむことが出来ます。
つぼ焼きなんてやつも美味しいですよ。
posted by きーじぇい | Comment(3) | TrackBack(0) | 小江戸散策 |

この記事へのコメント
後方にあるポストは現役なのでしょうか?
私、焼き芋好きですよ〜
Posted by 顔無し。 at 2005年02月25日 19:32
>大江戸日本橋から川越札の辻までの距離が十三里

ほー、そういうことでしたか。
単なる言葉遊びではなく、
ちゃんと意味のある数字だったんですね。
Posted by 二つ目草 at 2005年02月26日 00:31
>顔無しさん
あのポストはどうやら使われていないみたいです、、、たぶん。
うちから半径10km圏内に丸ポストを結構見かけるので、
今度一気に撮りに周って来ようかと考えてます。

>二つ目草さん
離れた地なのに、この口上をご存知でしたか。
さすがでございます。
Posted by xjmarin at 2005年02月26日 10:54

コメントを書く
お名前:
※必須入力
メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。