桜ハンター達が大忙しで満開を追い掛けて走り回るこの週末、私的にはテーマを絞って「墳丘の桜」を楽しむことにした。
ディーゼルエンジンはたまに長めの距離を乗ってあげなきゃならんので、今日は自転車じゃなくてクルマでね。
本来なら私のようにちょい乗りがメインだとガソリンのほうが良くて、
燃料費が安いと言っても車体価格との差額を考えたらペイ出来るもんじゃないし、
DPF再生とかも面倒だし、オイル交換もきちんとやる必要があるし、普通に維持されたいのならガソリンをお勧めしておくわ。
でも、CX-5のディーゼルは楽しいよw
若かりし頃のクロカン四駆でもディーゼルに乗っていたし、トルク感が好きなんだよねぇ。
・・・って、こんな話じゃなくて桜の話を書かねば。
まずは、藤岡に向かって「白石稲荷山古墳」にやってきた。
TOP写真ではまとまって見えるけど、頂上には大きな桜が育っていてどこから見るかによってまた違った印象となる。
ところで、古墳と桜の組み合わせってとてもマッチしていると思わない?
こんもりとした場所に満開の桜が咲く姿はなんだか昔話的というか、心の片隅で理想としている風景なのかもしれない。
桜の下ではムラサキハナナやタンポポが咲いていて、淡い桜と広々とした草地とのコントラストが美しい。
ちなみに、ムラサキハナナにはオオアラセイトウやショカッサイやハナダイコンやシキンソウなどの別名も付けられているね。
さて、此処からほんの少し移動して次の古墳へ。
全長145mの「七輿山古墳」である。
近くには、レトロ自販機で良く知られているあの「ドライブイン七輿」もあったりする。
明治時代の廃仏毀釈によって首なしとなった五百羅漢像が残り、落ちた赤い花びらがその場の雰囲気を作っていた。
「七輿山古墳」も満開でジャストなタイミングで訪れることが出来たが、6世紀代の古墳としては東日本最大級とのこと。
空堀の中に墳丘がある存在感も素晴らしく、そこに桜が広がっているわけだから見頃の時期は訪れる人も多くなっている。
この後はどこでランチにしようかと考えて、クルマじゃないと滅多に行かないエリアにするかと伊勢崎方面に向かってみた。
で、到着したのがパキスタン料理の「マディナ カレーレストラン」である。
私は嫌いじゃないけど、判っていなければ通りすがりに入ってみようという気にはならないこの外観w
ちなみに、引き戸じゃなくて、その横の扉のノブを回して入るのだ。
メニューに軽く目を通したものの、最初から此処に来るなら金土日限定の「ニハリ(1,000円)」に決めていたが、
漫画チックなマトンボーング(骨付きマトンの塊)のカレーであり、見た目のインパクトは相当だね♪
それに丸いナンが2枚付いていると書かれていたが、この形だとロティかな。
尚、「ロティとナンの違いってナンですか?」と疑問に思った方は勝手にググって下されw
●マディナ カレーレストラン 群馬県伊勢崎市柳原町1-1 Tel 0270-20-1695 10:00〜22:00 月曜定休 |
とにかく、マトンもナンも結構なボリュームがあってお腹が膨れたわ(それなりにオイリーでサラダとか欲しくなった^^;)。
先客も後客も向こうの方で日本語じゃない言葉が飛び交い、アウェー感が漂う中でご馳走様♪
帰路途中では深谷の川本白鳥飛来地の所にある「鹿島古墳群」に寄ってみた。
こちらは菜の花とのコラボスポットとなっているんだけど、人もあまり居なくて花見にはマイナーな感じなのかな?
まぁ、賑やかになるよりはこのままで良い。
春の墳丘巡りということで、やっぱり行田「さきたま古墳公園」は外せないから回って帰ることにした。
さすがにメジャーで賑やかだわw
最後は「丸墓山古墳」の桜も素敵だなと再認識し、本日のテーマ活動はおしまい。
そんな感じの桜ですが、やっぱり特別な雰囲気を持つ存在ですね。
日本に生まれて良かった。
毎年、この時期にはそう思います(^^)