今日から4月に突入したが、染井吉野のピークは早々と折り返しモードに入っている。
しかし、まだまだ淡い情景を楽しめる場所は存在しているし、桜ハンターとしての活動はもう少しだけ続くのである。
朝7時に家を出て旅情派サイクリングを開始。
少し先の気候になるということで、半袖(アームウォーマー)&レーパン(レッグウォーマー)を着用して身も心も軽やかだ。
# 走り出しだけひんやりしたのでウィンドブレーカー羽織ったけどね。
「八徳(やっとこ)に行っとこ」
まずはそれが頭に浮かび、越生から「笹郷線」を登って行くが、眺望区間を過ぎたところでデカい雌鹿と遭遇。
あきらかに向こうの表情も「エッ?!」って感じでビックリした様子だった。
カメラを取り出す前に逃げられてしまったけど、
焦っていたのかガードレールを跳び越す際に脚を引っ掛けて斜面を転げていったわ(なんか悪いことした気分だった^^;)。
そういったドッキリめいたことがありながら進んで行き、今年も「八徳の一本桜」の満開に出会えて満足〜♪
お決まりの俯瞰の構図で写真に収めて、近くに寄ってもう一枚。
去年は4/16に訪れているから、今年はホント早かったな。
そのまま「八徳入線」を下り、途中のミツバツツジと山桜が写り込んでいるカーブミラーで停車。
以前も同じような写真を撮っていて、実は密かにお気に入りのポイントだったりするw
沢沿いの空気に冷たさを感じたものの、ウィンドブレーカーを羽織らなくても「吾野宿」まで下山することが出来た。
続いて、良い天気に誘われて「旧南川小学校」に足を延ばしてみたら、鯉のぼりが桜の中で泳いでいた。
また、校庭の脇では地元の子供たちが元気に遊んでいて、画面に向かうゲームとかじゃなくてなんだか微笑ましい。
そんな様子を見ながら自分たちの子供の頃を思い出したりなんかして。
此処からはちょいと「天目指峠」を越えて名栗経由のルートで帰ることを選択したが、
「原市場名栗線」の桜並木もチェックしておくか。
正直まだ少し早いんじゃないかと期待はしていなかったが、良い感じに咲いていて見頃を迎えているやん。
気温の上昇に伴って一気に加速するね。
桜トンネルを通過した後はのんびり気分で林道を辿り、飯能市街地まで戻ってきたところで補給タイムとする。
路地の中にトリコロールカラーが掲げられた蔵があり、「工房 時」というお店でガレットと蕎麦を頂くことが出来るのだ。
アンティーク調の店内は間接照明で落ち着いた空間となっている。
せっかくだからガレットにしようとメニューを眺めて「パルミジャーノ(1,200円)」に決めた。
●工房 時 埼玉県飯能市八幡町6-11 Tel 090-9951-7573 (平日)11:00〜15:00(土日) 9:00〜15:00 月、火曜定休 |
私だけかもしれないが、ガレットを食べる時ってなんだか自分が上品な振る舞いをしている気分になるから不思議だ。
# って、いわゆるロード乗りの正装だったけどw
お店を出て家路を辿りつつ、川越「氷川神社裏の新河岸川」に花筏が出来ているんじゃないかと寄っていくことにした。
それに「春の舟遊」の開催日でもあるからね。
んで、大勢の人が行き交う中に到着したら川面は花びらに覆われており、想定以上の素晴らしい状況になっていたわ(^^)
ひらひらと風に舞う花吹雪が舟遊の演出に加わり、散っていく桜もまた美しい。
あ、そうだ。
まさかとは思うけど、もしかしたら「御衣黄(緑色の桜)」もフライング気味に咲いているんじゃないか?
というわけで、「氷川神社」の境内に移動してみたら、そのまさかでもう咲き出していたよっと。
いつもは4月半ばくらいに開花を確認しているので2週間くらい早いなぁ。
遠目にはただの緑の葉にしか見えない桜で気付く人も居ないけど、舞殿と柿本人麻呂神社の間を見上げて下さいな。
本日は「八徳の一本桜」だけ観れたら良いやと思っていたが、なんだかんだと楽しんで旅情派活動はおしまい。
うちの庭の小さな桜も見頃を迎えたので最後に載せておく。
遅咲きのやつなのだが、それでも例年に比べたら10日〜2週間くらい早いわ。
ちなみに、ハタザクラの特徴があったりするけど、元々は寄せ鉢で貰ったやつを植え替えたので品種は不明なり。
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Tarmac:114.3km