
6月に入り、ふと思う。
そうだ、まだ県蝶のミドリシジミを撮ったことが無い・・・ってことで、早起き(危うく二度寝しそうだったけど)してポケロケで出動。
向かったのは「秋ヶ瀬公園」。
ミドリシジミは湿地周辺に育つハンノキを食樹とし、その林が「羽根倉橋」側に位置する"ピクニックの森"に存在している。
とりあえず、朝6時過ぎに到着してミッションの開始である。
何故そんなに早くから訪れたかというと今日は暑くなりそうだから・・・いや、違う。
森の宝石と称されるミドリシジミはなかなか開翅しないけど、早朝は下草に降りてくる習性があり、写真に納まる確率が高い。
そして、時間が経つと上のほうに行ってしまうため、エメラルドに輝く姿を観るなら必然的にこの時間帯が狙い目となるのだ。

しかし、思っていた展開とは違う。
昨日は既に現れたという時間を過ぎても全くミドリシジミに出会えず、
この日は20人ほどデカいレンズを携えたカメラマンがおられたが、皆さんからも今日はおかしいねなんて声が聞こえてくる。
そんなぁ、せっかく来たのに・・・
で、もう諦めようかと思っていた時に1頭見っけ。
開け開けと念じてようやく・・・メスだった(↑これはこれで貴重なんだけど、今日の目的と違って地味なのよ^^;)。

その後、8時を過ぎても状況は変わらなかったが、そのうち一ヶ所にカメラマンが集まり出したやん。
どうやら下草に降りて来たオスが居るらしい。
ロープが張られた先に居るそいつもなかなか翅を開かなかったけど、やっと撮れたw
ちなみに、TOP写真と↑の個体は同じミドリシジミなんだけど光の当たる角度によって彩りは大きく異なる。

諦めずに粘ったおかげで朝陽を浴びた開翅の様子を撮ることが出来たが、
ミドリシジミは斑紋によってA型、B型、AB型、O型など人間の血液型のように個体が分別されるらしい。
機会があればまた早朝から来てみたいと思いつつ、「秋ヶ瀬公園」から離れた。
尚、やっぱりこういう場所では望遠レンズが欲しいと思ったけど、それは心の奥底に秘めておこう。
さて、お次は・・・


ヒーメヒメ!!ヒメ!!
ヒメはヒメなのヒメなのだ♪
思わず、あの歌を口ずさんでしまったヒメザゼンソウ(姫座禅草)。
「さいたま緑の森博物館」の案内所付近で見つけることが出来るが、高さは親指くらいでかなり小さい。

通常のザゼンソウは春に出会うが、このヒメザゼンソウは6月に咲く。
なので、ミドリシジミに続いて今が良いタイミングということでこちらまで移動してきたのである。
最初は地面を見てもよくわからなかったが、一旦見つけたらそれしか見えないというか次々に存在を確認したわw


んで、帰り道。
「狭山ヶ丘駅」エリアの通りを抜けて行く際、「菓心 かめだや」というお店の「みかん大福」の幟が目に留まった。
んでもって、この立て看板が気になり、一旦通り過ぎたけどすぐに引き返して買ってしまったよ。
どんなもんかと頬張ってみると、その瞬間に溢れるみかんの果汁!!
油断したわw
●菓心 かめだや 埼玉県所沢市和ヶ原1-112-10 Tel 04-2949-0405 9:00〜19:30 木曜定休 |
この「みかん大福(1個248円)」は爽やかな味わいだし、真夏は半解凍の冷やした状態で食べたら更に美味しそう。
13時帰宅で旅情派活動はおしまい。
暑いと思う日は程々に。
-----
Pocket Rocket Pro:62.2km